東野圭吾のマスカレードホテルあらすじとネタバレ!悲しいラストとは!?


45.761871、143.803944・・・犯人が殺害された被害者の衣服から出てきたメモ。
次々と同一犯と思われる犯行が行われ同様のメモが被害者の衣服に入れられ次の場所を示すものとなっていた。
そして次の場所と推測されたのが、マスカレードホテルだった。


とてもストーリー展開が面白く一気に読める作品。
ドラマ化・映画化されればまた違った見方ができおもしろいのではと感じさせてくれる。


主な登場人物

・新田浩介
捜査一課刑事・警部補。切れ者。
今回の操作で見た目などからフロントスタッフ役として実際の接客まで行う。
英語堪能。

・能勢
品川警察署刑事課刑事。
ずんぶりむっくりした風貌からは予想できないズバ抜けた判断能力・推理力を持っている。
彼と関わった刑事は彼に一目置いている。

・山岸尚美
優秀なホテルフロントクラーク。
容姿端麗で身のこなしや接客全てが一流。
刑事の新田浩介の指導係。

・片桐瑶子
目が不自由な客。
山岸尚美を指名し、部屋の案内などをしてほしいと要請。
新田は何かオカシイと気づいていた。

・安野絵里子
偽名を使いホテルに泊まった客。
ある男がきたら絶対にホテルに泊まらせないでほしいと強い申し出をする。
気性が激しい。

・栗原健治
なぜかホテルに入ってきた途端に新田を指名。
ホテルの案内やホテルに入ってからも何かと難癖を新田に付けてくる。
新田と繋がっていた意外な過去があった。


あらすじ

連続殺人事件が3件立て続けに起こった。
刑事の調べでは、同一犯によるものと見ることが濃厚であるという捜査方針。
そして、次に選ばれたのがマスカレード・ホテルと断定。
犯行が行われるごとに、被害者の衣服にメッセージと思われる数字の羅列が残されており
その数字を解読するとどうやら緯度と経度を示す数字

6c57b119a4ca6dc7_S

操作が進むにつれ、同一犯と思われていた犯行が全てが別々の犯人
同じ目的を持つ者同士が闇サイトで繋がっていたのではないかと推測するようになる。

この推理は正しいのか!?
ホテルに訪れる「変な客」の言動の意味は?


ネタバレ

・変な客

・片桐瑶子
高貴な雰囲気を漂わせながらサングラスを付け「視覚障碍者」の客として入ってくる。
何かと山岸にやってほしいとしつこく要望し部屋を変えてほしい、大事なアクセサリーを
落としたから探してほしいなど異常な要求。

ホテルから出るときに
「私が目が見えてるっていつ頃から気づいてた?」
と一瞬理解できない問いをしてくるが、薄々山岸も感づいていた。
「夫が視覚障害で今後このホテルに泊まりに来るの。だから、事前に色々調べておきたかったの」というのが理由であるが。。

・安野絵里子
ホテルに到着するや否や
「この写真の男を決してあたしに近づけないで。もしここにきたら追い返して。絶対によ!」
と尖った口調で伝えてきた。
たまにホテルではあることで山岸も慣れた応対。

しばらくするとその男がホテルへ。
その男は館林と言い、宿泊の予約もしっかり済ませていた。
予約をしている客を追い返すわけにもいかず、安野とは離れた部屋にした。
安野へもその旨伝え、館林の部屋番号も伝えていた。

実はこの二人は夫婦。
通常ホテルは個人情報として他人の宿泊している部屋番号などは伝えない。
安野の伏線によって、まんまと騙され伝えてしまった。

最悪の事態にはならず離婚届を渡したかっただけというもの。

・栗原健治
ホテルに入ってくると新田を名指しで難癖を付けてくる。
新田には身に覚えがない。
「部屋で持ってきたPCを開いたら壊れていた。新田が壊した」
との大クレーム。

これは、新田が高校のときに教育実習に来た栗原をからかったことが原因と判明し事件とは関係ない。

・第4の事件がマスカレードホテルと推測した経緯と不可解な暗号

・1つ目の事件概要
10/4、 品川区東品川の品川シーサイド駅から徒歩5分程の駐車場。被害者は会社経理部員の岡部哲晴。
鈍器で殴った後に紐で絞殺。
被害者は収入に不釣り合いな贅沢な暮らし振りだった。
暗号 45.761871 143.803944

・2つ目の事件概要
10/10、 足立区足立の千住新橋北詰付近のビル建設現場。
被害者は中年の主婦・野口史子。扼殺。
夫・靖彦の経営する町工場・野口鉄工所は倒産寸前。
5年前に同ホテルで開かれた自動車部品メーカー主催のパーティに夫婦で出席。
暗号 45.648055 149.850829

・3つ目の事件概要
10/18、江戸川区臨海の葛西ジャンクション下の路上。
ジョギング中の高校教師・畑中和之。
後頭部を殴殺。
暗号 45.678738 157.788585

3件ともに共通する数字の羅列。
この数字が次の犯行現場がマスカレードホテルが犯行現場になると予言するする暗号。

「この2組の数字には、日付が組み込まれている可能性が高いわけです。月と日がペアになっている数字。
この数字に事件が起きた日付の月と日を2つの数字からそれぞれ引き算すると

45.761871 - 10 =35.761871
143.803944 – 4  =139.803944
この数字にした所でPCで緯度と経度で検索すると2つ目の事件の「足立区足立の千住新橋北詰付近」が表示された。
この理屈で3つ目の事件の暗号を解析しマスカレードホテルと断定できた理由。

・ラスト
以前、視聴覚障害を演じていた片桐瑶子が全ての真犯人。
今回の全くバラバラの殺人事件をあたかも関連する事件の様に偽装していた。

動機は、片桐がお腹に赤ちゃんを授かっていたときに当時の彼が泊まっていたこのマスカレードホテルに追っかけてきたが、予約をしていない片桐は追い返され外で寒い中一晩過ごした。
それが原因で流産。。

その時に応対した山岸への復讐のために今回の事件を企てたということが事件の真相。


まとめ

刑事の新田と一流フロントクラーク山岸のコンビは色々な客への対応から
関係が深まりお互い惹かれている部分も読んでいておもしろい。
動機も女性の恐ろしさを感じ、フロントクラークの対応の難しも感じる。
是非ともドラマ化・映画化してほしい。

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