少し会えなくなるんだけど、私のこと全部忘れてほしいの。私と会ったことも私と過ごしたことも全部
梅澤梨花が決意した平林光太への最後のコトバが印象的で梨花の決意を感じた。
久々の映画主演の宮沢りえさんの演技の評価が映画公開前から話題ともなっており、今年最後の注目の映画となる!!

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まずは、キャストのご紹介!!


キャスト

・梅澤梨花(宮沢りえ)
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この物語の主人公。
裕福な家庭で育ち、不自由ない生活を送ってきた。
学生時代からなぜか一人垢抜けており、他の同級生たちと同じ制服を着て同じ格好をしているはずなのにどこかが違っていた。

「まるで石鹸のような女性」
小説ではそう表現されている。
宮沢りえさんのイメージがぴったり時系列的に壊れていってしまう女性をどう演じるかとても注目。

・平林光太(池松壮亮)
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キーマンともいえる人物。
梅澤梨花の顧客である平林孝三の孫で貧乏苦学生。
孝三は資産家であるのに息子や孫たちへは全く自分のお金を渡してくれない。

光太は、孝三の家を訪ね「銀行印」を盗むため行っていた。
そこで梨花と出会い、一目惚れをした。

ここから、梨花と光太の不倫で始まった恋が進展し梨花が自分の欲求に目覚めていき崩壊していく。自分より一回りも上の女性をどうやって翻弄していくのか映像で見るのがとても楽しみな人物。

・愛川恵子(大島優子)
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AKB48を卒業後初の映画出演。
このキャラクターは映画オリジナルであるようだ。

小説では梨花の勤務するわかば銀行すずかけ台支店での若い行員とのやりとりはあったが、梨花へ挑戦するような攻撃的な人物はおらず、映画独特の大島さんの役柄に注目が集まる。

・梅澤正文(田辺誠一)
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梨花の旦那。
とても優しく梨花を思ってくれるのだが、言動の節々に「とてつもない違和感」を感じさせる。
それは「俺はお前を養ってやってるんだ」というようなもの。

梨花が働き自分のお金で何かをすると「無理すんなよ。パートなんだから」何気ない言葉であるがいくつも重なり不信感へと変わっていく。

正文は仕事の都合で上海に行くことになる。単身赴任。
子供を作ることを諦めても、梨花を思う気持ちは変わらない。

・隅より子(小林聡美)
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こちらも映画のオリジナルキャラクター。
梨花が次第に横領に手を染めていく過程で、精神的なプレッシャーをかけていく人物。

梨花は全く悪意はない状況で「すぐに返せるから」と顧客のお金を横領していくがより子は仕事に厳格で業務上のミスにはすぐに気が付く。

そのより子のチェックに梨花は気づかれずに済むのか・・・。

・井上佑司(近藤芳正)
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井上は梨花の勤めるわかば銀行すずかけ台支店の先輩行員。
梨花と同行し、大口顧客へと訪問したりもする。

次第に顧客たちは、梨花一人で来てほしいや梨花のファンになり訪問も単独訪問となっていく。

成績優秀な梨花に、井上は信頼を寄せ任せていくことになるがそれが梨花の横領を許す要因にもなっていく。

・平林孝三(石橋蓮司)
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平林は梨花の勤めるわかば銀行すずかけ台支店の大口顧客。
かなりの資産家であるが、家に誰かが来るかことはほとんどない。家族でさえも。
自分の資産を家族にも渡すこともなかった。

平林の孫には光太がおり、梨花は光太と恋!?におちていくことになる。


あらすじ

梨花は始めは些細な5万円を使ったことから。
化粧品を買おうとしたが、財布を出したが財布には2千円しかない。
そこで顧客から預かっていたお金から支払いをし、あとでATMに行き5万を戻す。
全く罪悪感などない。

梨花は、幸せな家庭で育ち幸せな夫婦生活を送っていた。
しかし、ちょっとひっかかる夫の言動や自分で働き出すようなってから自由に使えるようになったお金が次第に梨花を崩壊へと導く。

かつての友人たちも梨花を記憶の中で思い出すが、正義感ある姿・石鹸のような女性彼女を理解できていたようだが全く分からない掴めていない。

資産家の孫である光太との出会いで生活は劇的に変わっていく。
長期の休みでは豪華ホテルのスイートルーム宿泊、30万近くもする賃貸マンション、車の購入など・・・。
普通のパートで働く女性には絶対にできない非現実的な生活。

ラストまで梨花の人物像を知りたい欲求がおさまらない!


ネタバレ

・梨花の心情の変化

梨花は、パートから契約社員となり給料は大幅に上がった。
マジメに勤務し成績はいつもトップ。
なんでも聞いてくれる優しい雰囲気の梨花に「大口顧客」たちは魅了されていた。
しかし、光太との出会いですべてが変わってしまう。
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いつもより高い化粧品を買い、もっと一緒にいたいとおもうようになり大口顧客たちへ偽の金融商品を作り資金を預かり賃貸マンション、車、スイートルーム宿泊、遊ぶお金としていく。

それを気づいているのかより子の追求。

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夫の正文との結婚生活も順調であるようだったが息苦しく、働くまではいつも「夫の許可」が必要だった。
どこか友人と出かける時も「おやつはいくらまでいいの?」と冗談だがなぜかひっかかる。
いつも夫のお金を使うための「夫の許可」がイヤだった。

・逃亡

顧客たちから集めた「定期預金」は、長期引き出されないと思っていたが度々突発的な「解約」が発生した。
そのたびに、偽の定期商品でお金を集めその資金にあてる。
その不正が普通になってしまった異常な感覚。

お金はすべて、光太との遊ぶお金・車・会うための洋服代などに消えていく。
全て光太のため!?
もう麻痺していた。

・ラスト

支店長から長期の休暇を取るよう要請される。
これは、銀行員であるなら定例的にあること。
何か不正をしていないか行員一人一人に狂気休暇をとらせ確認をするのだ。

そこで梨花は全てを諦め、たまたま重なった正文との休みと併せプーケットに行くことにした。
数日夫と過ごしそのあとは「友人に会いにシンガポールに行くわ」。

日本を出る前光太へ電話し「私と出会ったこと、全て忘れて。。」
sub4_large 有無を言わさず電話を切る。

梨花は、チェンマイへ流れ着きそこでラオスとの国境近くにいた。
「だれか私に気付いて。だれか助けて・・・」

もし光太に出会ってなかったら、もし銀行に勤めていなかったら、
全てが梨花の一部で全てが梨花である

最後は流暢な日本語で話すタイ人に優しく話しかけられ
「私をここから連れ出してください!」

梨花は最後どうなったのか・・。
逃げ続けられると信じている梨花。
梨花を最後まで掴めない。

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